ここ数日、Xのタイムラインがだんじり一色だ。
10月10日、大阪でだんじりが横転する事故が相次ぎ、2人が亡くなった。この事故をきっかけに、肯定派と否定派で意見が大きく割れている。
私の地元は和歌山県だが、仕事の都合上大阪に引っ越してきた。
今、住んでいる地域でもだんじり祭りがある。 私はだんじり祭り肯定派だが、だんじり祭りの時のマナーやモラルみたいな部分を目の当たりにすると、否定派の気持ちも分からなくは無い。
そこで今回はだんじり祭りについて、どうしたらよその人に受け入れられるのか考えたいと思う。

私が目の当たりにした祭りのマナー
よその人がだんじり祭りに懐疑的なのは、冒頭にも触れた通り一部の人のマナーの悪さに原因があるかもしれない。
私の家の近くをだんじりが通るので、毎回見に行くのだが法被を着て、肩で風を切りながら、歩きタバコをしている人を見かける。
こういうことをしているとガラが悪いと捉えられても仕方がないと思う。それに祭り当日になると軽トラの荷台に人が何人も乗り込んで公道を走っているのも見かけたこともある。実際に事故になって書類送検された例も過去にある。
祭りを後世に残していきたいならこういう部分も身内に厳しく指導すべきだ。
地元でも距離を置く人がいる
祭りが行われる地域にも否定派がいるのは事実だ。
うちの会社でもかつてだんじり祭りに参加していたが、今はやっていない人が数多くいる。祭りに参加しているかどうかを、この辺では祭りを「やってる」、「やってない」、「やめた」と表現する。
また噂では、いわゆる「青年団」から抜ける時に、青年団の人が家まで押しかけてくることもあるという。
人の口は防げないのでこういう話が広がる度に、評判は悪くなる。
うちの会社では祭りの本番の休日に県外に旅行へ行く人もいるぐらいだ。
それでも私は肯定派
私はだんじり祭りは肯定派だ。
どんな形であれ地域に根付いているものを、外から色々決めつけるのは違うと思う。

私も祭り当日朝の5時半から笛の音で起こされた。これについて騒音だ、迷惑だと、よそから来た人間が苦情を入れたりすると聞いたことがある。
正直しんどいのは分かるが、よその地から移り住んできた以上、その土地の風土や文化を受け入れるのは当然だと思うので、ここで苦情を入れるのは間違っていると思う。
そして人生を賭けてそこまで熱中できる「何か」があることが正直羨ましくもある。私にはそれが無いから尚更だ。
祭りを止めるのは現実的ではない
そもそも外部からいくら言おうが祭り自体を無くすのは現実的ではないと思っている。
地元で育った人にとっては、この世に生を受けたときから祭りがそばにあり、細胞レベルで染み込んでいる。
家にあるカレンダーは祭りが始まる9月スタートの物を使用し、玄関にはだいたい祭りの写真が飾ってある。(私の経験上だが)
本番当日まで鳴り物(笛や太鼓)の練習をし、体力をつける為に夜遅くまでみんなで走り込みをする。何日も寄り合いがあり、終われば打ち上げだ。
会社での話題で祭りは外せない。シーズンになると「どこどこの大工方がー」みたいな話題でもちきりである。
だからこの土地で生きていくのに、祭りコミュニティは良い意味でも悪い意味でもあまりにも根づきすぎていると感じる。
外野から止めさせるのではなく、安全を考慮した建設的な意見が必要だと思う。
祭りを後世に残すために必要なこと
これは完全に私の意見であることは了承してほしい。
まずは安全への配慮だ。私は「やりまわし文化」には否定的なスタンスである。よく「やりまわし」は歴史が浅いだの言う人がいるが、そんなことは置いておいてやはり安全第一で行ってほしいのと、練り歩きながら悠々とだんじりを曳く姿こそかっこいいと思っているからだ。完全に私の感覚である。
そしてモラルの問題だろう。一部の人のタバコ、酒、喧嘩のイメージがついてまわってくる。
ガラが悪い、怖いと思われても仕方がない。このイメージを払拭することが批判の声を消す第一歩になるはずだ。
まだまだあると思うが建設的な議論でより良いものにしてほしいと思う。
本日の俺アップデート
まずは、今回事故で亡くなられた2名の方のご冥福をお祈りしたい。
そしてケガをされた方は一日でも早く良くなってほしいと思う。
今回の事故を受けてだんじり当事者の方への風当たりがきつくなっているが、受けるべきところは受け止め、より良い文化で後世に永く伝えてほしいと思う。

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