世界の一流は「休日」に何をしているのか

読書の記事
記事内に広告が含まれています。

休日の使い方が下手だ、と思う。

朝起きた瞬間は「今日は充実した休日にするぞ」と思っていたはずなのに、気づけば横になってスマホを触っている。

ひたすらスワイプを繰り返し、ショート動画を何十本と見終わった頃には一日の半分が終わっていたりする。

そして日が暮れると決まって後悔し心のなかで叫ぶ。

「今日も何もやってねぇ~」

そんな空虚な休日を過ごす私が、たまたま書店でこの本と目が合った。『世界の一流は「休日」に何をしているのか』。

買う予定はなかったけれど、なんとなく手が伸びた。

第1章「日本人は、なぜ疲れていても休めないのか?」

第1章で日本人が休めない理由について書かれているのだが、特に引っかかったのは、企業の「個人依存体質」だった。

うちの会社もまさにこれだ。僕の上司は、僕が入社してからずっと休んでいない。有給を使っているところを見たことがない。そして、その代わりがいたことも一度もない。

このままいけば、次は私がそのポジションに座る。

そう考えた瞬間、手が震えた。

休まない上司を見て「あの人、鉄人やなー」と他人事だったのに、いざ自分がそこに立つ想像をすると、ただただ恐怖だった。属人化した仕事を引き継ぐということは、休めない働き方までセットで引き継ぐということだ。

これはヤバいと思いつつも具体的に何をすればいいのか、まだ明確な答えは出ていない。ただ、ぼんやりと見えているものはある。

仕事の割り振り方を変えること。そして、早い段階から「右腕」「左腕」と呼べる人を育てておくこと。属人化というのは、結局「その人にしかできない状態」を放置した結果生まれる。だとしたら、今のうちから少しずつでも仕事を渡していく、任せていく。そうやって、自分が抜けても回る仕組みを作っておくしかないのだと思う。

会社の「個人に頼らないと回らない体制」自体を、変えていかなきゃいけない。

——と、ここまで偉そうに語ってきたけれど、私はまだ管理職ですらない。

そしてもう一つ引っかかったのが、働き方改革が加速しない理由についての指摘だった。多くの会社は「働く人と働く時間を増やせば、売上が上がる」という構造になっていて、労働時間を減らすことがダイレクトに業績に影響してしまう。だから、改革が進まない。

これも、他人事とは思えなかった。

第2章「ここが違う!世界の休日、日本の休日」

第2章では、世界と日本の休日の違いが紹介されている。中でも印象的だったのが、マイクロソフトの300人のバイスプレジデント※たちの休日の過ごし方だ。

※バイスプレジデント(Vice President):日本でいう部長〜本部長クラスにあたる役職。

彼らに共通していたのは、大きく2つ。

ひとつは、土日を「次の一週間を成功に導くための準備期間」と捉え、「自己再生」を意識していること。

もうひとつは、スポーツや趣味、家族との時間を通して心身をリフレッシュし、エネルギーを「チャージ(充電)」していること。

世界の一流が、休日を次の一週間への準備期間として自己再生している一方で、私はというと、何の準備もしないまま次の一週間を迎えていた。

世界の一流が家族や友人と過ごし、心身をリフレッシュしている一方で、私はスマホと過ごし、ストレスをチャージしていた。

今回の俺アップデート

本書ではこの他にも、ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスクといった名だたる著名人たちの休日の過ごし方も紹介されている。まだまだ紹介したいことは山ほどあるのだが、それはぜひ本書を手に取って確かめてみてほしい。

たまたま書店で目が合っただけの一冊だったけれど、読み終える頃には、次の休日の過ごし方を本気で考え直したくなっていた。

本書を手に取ることで、皆さんの休日がより豊かに、人生がより幸せな方向に向かっていくことを願っている。

世界の一流は「休日」に何をしているのか 年収が上がる週末の過ごし方 | 越川慎司 |本 | 通販 | Amazon
Amazonで越川慎司の世界の一流は「休日」に何をしているのか 年収が上がる週末の過ごし方。アマゾンならポイント還元本が多数。越川慎司作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また世界の一流は「休日」に何をしているのか 年収が上がる週末…

コメント

タイトルとURLをコピーしました